Twitterの威力について考察~小田急線事故でのTwitter活用~
Twitterは何かリアルタイムに知りたいとき莫大な威力を発揮する。
今日小田急の電車が脱線し、交通機関が混乱したが、Twitterを使うことでWebsite上からは得られない以下の情報が得られた。
- 特定の駅間で無料バスが走っている
- ただし、駅周辺は非常に渋滞しており、場合によっては歩いて帰った方が早い
- 場合によっては無料タクシー券(タクシーの請求書)が小田急から入手できる
- バスを待っている人が多く、長蛇の列ができている
- タクシーを待っている人が多く、長蛇の列ができている
帰りの迂回電車の中でタクシー、バス、お迎えの依頼と検討したが、上記情報より近くの駅からの「歩きがベスト」と判断し、30分かけて歩いて帰ることにした。
従来、Websiteおよび駅員から必要な情報を入手し、どのルートでどう帰るかを検討する必要があったが、Twitterでのつぶやき情報を入手することでリアルタイムかつ詳細な現場情報が得られるようになった。ここにTwitterの大きな価値があると考えられる。
また、別の例を一つ紹介しよう。以前、通勤中にヨドバシカメラに並ぶ長蛇の列を見かけた。長蛇の列を見れば人は誰だってその理由を知りたくなるだろう。以前はその好奇心が発生するにも関わらず、理由を知る術がなく、もやもや感のまま終わっていただろう。しかし、Twitterで「ヨドバシ 列」と検索することで一瞬で「ポケモンの発売日」が理由であることがわかり、好奇心が満たされた。このように、Twitterを活用することで世の中の現象を明らかにすることもできる。
Twitterをただのつぶやきとして見るのではなく、現場の情報をリアルタイム、かつ詳細に知るツールとして利用することでとても大きな威力を発揮することができるのである。